応用行動分析(ABA)が自閉症や、発達障害児の療育に使用される主要な分野は二つあります。一つは新しいスキルを教えることです。「できないこと」をより細かく丁寧に教えることで「できること」に変え、「できること」を一つ一つ積み上げていきます。例えば、要求語や受容・表出言葉の指導、トイレトレーニング、静かに待つこと、歯医者に行くこと、自転車に乗ること、ピアノを弾くことなどもABAのテクニックを用いて教えることができます。 もう一つの分野は、望ましくない行動を減らすことです。例えば、ABAの原理やテクニックを用いて、癇癪や偏食、自傷行動、他傷行動を減少させることが、多くの先行研究で効果があることが証明されています。

